食べたいジンギスカン・パン
先日、ジュンク堂札幌店で見かけて中を見て買うことにしたら、ちょうど著者のサイン本があったので購入しました。
帯広のパン屋の満寿屋さんの話です。
札幌にお店がないので、私はまだ食べたことはありません。
戦後の開業から4代目社長の現在にいたる一つのパン屋さんの歴史が語られています。(テレビドラマ化されても良さそう。)
パン屋業界や北海道農業のことも興味深い本です。
ビジネス書としても参考になりそうです。
本書の中で、カンパーニュ(フランスパン)を焼いて、バターを塗ってジンギスカンを挟むというジンギスカン・パンの話が出てきます。
これは食べてみたいです。
商品化(じんぎすかんぱんNOJI)されているようです。
農水省の元技官が言っていることで、「『自給率』という概念、食料安保という概念は農水省が自分たちの権益を守りたいから主張している」という指摘があります(219頁)。
なんとなく自給率は大事だし、北海道は自給率100%だと思ってたりしていますけど、省益確保の観点は意識したことはありませんでした。興味深い視点です。