『泊原発とがん』
斉藤武一『泊原発とがん』(寿郎社ブックレット)
公益財団法人北海道健康づくり財団の公開している統計資料を分析するなどした本です。
「『北海道で一番がんで死亡する人が多い市町村』は<泊原発>のある『泊村』」(14p)といった分析結果の他、
癌(がん)死の多い結果の出た市町村と泊原発との風向き等の関係を分析しています。
コンパクトですが、道民にとっては目を背けてはならない指摘だと思います。
客観的な事実としてはどうなっているのかというのは、
見たくないとか、政治的に不都合とか、利害関係があるいう主観的な問題とは
関係ないものです。